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「を」のいろいろ

またまた、遅れての更新です。お待たせしました。今月は助詞の「を」について勉強します。
「を」には次のようなさまざまな用法があります。
1、(1)本を読みます。
(2)子供を勉強させます。遊ばせます。
(3)息子の結婚をよろこんでいます。
2、電車を降ります。
3、鳥が空を飛んでいます。
4、次の角を曲がります。
それぞれについて説明しましょう。

1、

(1)本を読みます。
「を」は行為の対象を表します。
音楽を聞きます。
本を読みましょう。
来年大学の試験を受けるつもりです。
お茶を入れてあげましょう。
日本語で手紙を書く。
お湯をわかす。
私は田中さんに本を貸した。
田中さんは昨日彼女に電話をかけた。
銃を撃つな。
自分のしたことに責任をとる。
*日本語では英語で言う直接目的語がすべて「を」をとるわけではありません。
来年彼と結婚する。
昨日新宿で友達にあった。

(2)息子の結婚を喜ぶ。
「を」は喜びや悲しみなどの感情の原因をあらわします。
人々は彼の若い死を悲しんだ。
生徒たちは大学合格をとても喜んでいる。
(3)公園で子供を遊ばせる。
「を」は使役の対象をあらわします。一つの文の中にこの「を」を
2回以上使うのを避けるために、普通、自動詞の場合「を」が使われる事が多いですが(1)参照
他動詞の場合は「に」が使われます。(2)参照
(1)息子を友人の会社で働かせる。
子供を長い時間歩かせた。
(2)先生は生徒に本を読ませる。
子供に牛乳を買いに行かせる。
2、電車を降りる。
この「を」は離点を表します。
電車は時刻どおりに駅を出た。
息子は去年大学を卒業した。
今朝家を出たときに雨が降っていた。
*「から」にはこれと似た用法があります。でも、「から」を使う時は
どこから出発したかという出発点と同時にどこか別の場所への移動ということが強く意識されます。
地震の時は家から出ない方がいい。
どろぼうは窓から入って玄関から出ていったらしい。
階段から落ちてけがをした。
東から日がのぼる。

3、鳥が空を飛ぶ。

この「を」は移動の行為が行われる場所を表します。
あんなきれいな人と公園を散歩したいな。
日本では人は右側を歩く。
急な坂を登る。
橋を渡る。
4、次の角を右に曲がってください。
この「を」は通過点を表します。
三つ目の角をまがる。
ご注意ください。1番線を列車が通過します。
法案が国会を通った。
公園を通って学校へ行く。
トンネルをぬけると富士山がみえた。。
コンサートには1000人をうわまわる人が集まった。
車は制限速度をこえた。

5、その他の用法

彼は私のほうを向いた。
彼女は青い目をしている。
娘が結婚したいといった時、父はいやな顔をした。

 


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